奨学金のデメリット?!

奨学金ページでも書いている様に、基本的には奨学金を獲得することはメリットのほうが多いです。ここでは、あまり注目されない奨学金を受けることのデメリットについて述べていきます。奨学金を受けることのデメリットは大きく分けて以下の三つです。

1.研究の進捗に対し教授からのプレッシャーがない?
2.TAをする機会が少ない?
3.企業との共同研究や国のプロジェクトに関わる機会が少ない?

これらについて詳しく見ていきましょう!

1.研究の進捗に対する教授からのプレッシャー

奨学金を自分でもってくるということは、教授が獲得したファンディングとは関係なく自分の時間を好きなように使うことができるということです。

例えば、企業や国からファンディングがでている研究テーマで、更新審査が途中にあるファンディングについては、それまでに一定の研究成果を出してないといけません。教授はもちろん、更新をしファンディングを継続したいので、その研究テーマの進捗を気にしますし、プレッシャーもかけてくるかもしれません。ストレスはありますが、そのような環境のほうが研究が進むという場合もあります。奨学金を持っている場合は、そのようなプレッシャーが小さい傾向にあります。ストレスなく自由に研究ができますが、プレッシャーがない分、場合によっては研究が進まなくても、学生も教授も進捗をあまり気にしなくなるかもしれません。

2.TAをする機会

また、自分でお金をもってきているので、お金のためにTAをする必要はありません。TAには多くの時間がかかり、研究をする時間が減る反面、アカデミアに残りたい場合は重要な経験ですし、基礎知識のおさらいのいい機会にもなります。奨学金をもっていないな学生が優先的にTAをお願いされる傾向にあるので、TAの経験を積みたい人は積極的にTAをしたいことをアピールする飛鳥があるかもしれません。

3.企業や国とのプロジェクトに関わる機会

ファンディングがでるソースとしては、企業との共同研究の場合や、国が掲げる大きなプロジェクトであることが多いです。それらに関連した研究をする場合、途中審査や、ファンディング終了後の報告のために、レポートを作成したり、プレゼンテーションをすることがあります。また、共同研究をしている企業は、その研究分野を重視しているからこそファンディングを出しているので、共同研究の中での企業とのコネクションがそのまま大学院卒業後の就職につながる場合もあります。複数の大学や研究所が関わる、国が掲げる大きなプロジェクトの場合は、研究をしていく中で、関わっている大学や研究所とコネクションをもつことができ、それがそのまま大学院卒業後のポスドク先になることも多々あります。自分で奨学金を持っている場合は、このような外部からお金がでるプロジェクトに関わる機会が、奨学金を持ってない学生に比べ少ない傾向にあります。もちろん、教授にそのプロジェクトに関わりたいとアピールすることや、そのプロジェクトに必要不可欠な人材であると教授に認めてもらえれば、奨学金のあるなしに関わらずプロジェクトに参加することが可能です。

おわりに

奨学金を得ることのデメリットを挙げてみました。ただ実際は、自己管理がしっかりして、教授にアピールできていればどれも問題にはなりません。奨学金を獲得していても、自分の時間をどう使うか考えて意義のある大学院生活を送りましょう。